【移住Story6】世界へつなぐ大雪山の魅力。旭川で見つけた新たな挑戦
・サザーランド・アレクサンダー・ロックランさん(33)
・地域おこし協力隊
・移住元:カナダ(直前は三笠市)
・移住2年目
・家族構成:夫婦+子

カナダ・ビクトリア出身のサザーランド・アレクサンダー・ロックランさん。職場では親しみを込めて「ザンさん」と呼ばれています。
留学をきっかけに日本を訪れ、北海道の雄大な自然や文化に魅了されたザンさん。大学卒業後はALTとして北海道で働き、その後、三笠市地域おこし協力隊として三笠ジオパークのガイド等を担当。そして2年前、新たな挑戦の場として選んだのが旭川市でした。
現在は旭川市地域おこし協力隊として、日本ジオパーク認定を目指す「大雪山カムイミンタラジオパーク構想」の推進活動に携わっています。
活動の舞台は、旭川市を含む1市7町に広がる大雪山エリア。ガイドでは、大地の成り立ちや地域の自然を紹介するだけでなく、そこに息づくアイヌ文化や開拓の歴史も、自らの言葉で丁寧に伝えています。
「地域の人に、もっとこの土地を誇りに思ってほしい。そして世界中の人に、この地域の素晴らしさを知ってもらいたい。」
そんな思いを胸に、旭川を拠点として地域の魅力を国内外へ発信しています。


旭川へ移住したことで、大雪山という世界に誇れるフィールドを身近に感じながら、多くの自治体や地域の人たちと連携し、語学力やガイド経験を活かせる仕事に挑戦できるようになりました。自然や文化への思いを仕事にできることが、旭川で暮らす大きな魅力だと話します。
もちろん、北海道での暮らしは驚きの連続でした。雪が少ない故郷・ブリティッシュコロンビア州の沿岸地域で育ったザンさんにとって、雪道の運転や屋根の雪下ろしは初めての経験。住宅の暖房設備や夏の気候など、日本ならではの生活にも戸惑いながら、一つひとつを受け入れ、新しい暮らしに馴染んでいきました。握り寿司やホルモンなど、北海道ならではの豊かな食文化も、今では日々の楽しみの一つになっています。


現在は妻と0歳の息子との3人暮らし。「いつか息子に、この地域の自然や文化を誇りを持って語れるようになってほしい」。それは父としての願いであると同時に、この地域の魅力を未来へ伝えていきたいという、日々の活動に通じる思いでもあります。
海外から北海道へ、そして旭川へ。ザンさんが選んだ移住は、自分らしい働き方や新たな目標に出会うきっかけになりました。
移住とは、単に暮らす場所を変えることではありません。自分の可能性を広げ、地域とともに未来を描くこと。旭川には、その一歩を後押ししてくれる環境があります。
