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2026年4月22日

【移住Story1】新聞記者から当事者へ。旭川で見つけた、新しい働き方と暮らし方

  • 松本浩司さん(41)
  • ゲストハウス経営、会社経営、ライター     
  • 移住元:静岡県
  • 移住8年目
  • 家族構成:夫婦+子3人

兵庫県出身の松本浩司さんは、かつて本州で10年間、新聞記者を務めていました。人に会い、話を聞き、自分の視点で伝える—その仕事にやりがいを感じる一方で、「記者は当事者にはなれない」という思いが、次第に心の中で大きくなっていきます。
転機は2018年。3人の子どものうち、真ん中の子が小学校に上がる前のタイミングで、かねて憧れていた北海道への移住を決断しました。移り住んだのは、地方都市らしい穏やかな日常が残る旭川市永山の住宅地。ここでゲストハウスを開業し、新たな人生をスタートさせます。

ゲストハウスには、国内外から多様な人々が訪れます。1泊の利用者もいれば、海外からの旅行者が2週間以上滞在することも珍しくありません。中には4カ月滞在し、学びや交流を深める人もいます。
「ここでは、それぞれが思い思いの時間を過ごしています。旅人同士が自然に交流し、地域ともつながっていく。そんな場をつくりたかったんです」
また、記者時代の経験を活かし、ライターとしての活動も継続。旭川だけでなく、音威子府町や中川町、美深町など道北一帯を取材し、旭川を道北の玄関口として捉えながら地域の魅力を発信しています。

地域活動や取材を通じて松本さんが気づいたのは、都市と農業の距離の遠さでした。基幹産業でありながら、生活者との接点が少ない農業。その現状に課題と可能性を感じ、行動を起こします。
近年、温暖化の影響で上川地域ではサツマイモの栽培が広がっています。栄養価が高く、加工もしやすいこの作物に注目した松本さんは、市民団体を立ち上げ、仲間とともに商品開発やイベント出店を開始。2025年には法人化し、干し芋やサツマイモ麹といった加工品づくりにも取り組んでいます。

松本さんが語る旭川の魅力は、特別ではない日常にあります。
「ここには、飾らない普段着の暮らしがあります。でも、その中にこそ可能性がある。観光と農業を組み合わせたり、教育に生かしたり、いろいろな展開が考えられるんです」
学生時代の北海道旅行で感じた、挑戦を受け入れてくれる土地という印象は、今も変わっていません。移住から8年。「ここでは、行動すれば手ごたえが返ってくる」と実感しています。

記者から当事者へ。松本さんの選択は、自ら動くことで地域と深く関わり、新しい価値を生み出す生き方でした。
北海道には、挑戦する人を受け入れる土壌があります。何かを始めたい人にとって、この土地は、力強く一歩を踏み出す場所になるかもしれません。

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